【新技術】住友商事など、電車の回生電力をEVバスの充電に活用

住友商事は、「世界初」(同社)の試みとして、電車の回生電力を電動(EV)バスに急速充電する「ゼロエミッション地域公共交通インフラ(電動バス)」の開発・実証事業を始める。電車が減速する際の運動エネルギーによって発電した回生電力を蓄電池に回収し、EVバスの充電に利用する。今回の事業は、住友商事のほか、さいたま市、埼玉高速鉄道、次世代蓄エネルギーシステムなどの開発を手がけるエクセルギー・パワー・システムズ、早稲田大学アカデミックソリューションが協力して実施する。実証事業では、電車の回生電力を蓄電池に全量回収し、同電力をパンダグラフ接触式の充電器によってEVバスに5分以内で急速充電する。エクセルギー・パワー・システムズが蓄電池を開発し、早稲田大学アカデミックソリューションは住友商事とともにEVバスの普及を阻害する課題について検証する。

電車の回生電力をEVバスの充電に活用(日経テクノロジー)

 

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