【提言】自動車の未来 試される変革への対応

自動車が「100年に一度」とも言われる大変革の時代を迎えようとしている。ガソリンなどを燃料とし、20世紀に入って普及したエンジン車への規制を強める動きが世界で広がり、電気自動車(EV)が次世代エコカーの本命候補になりつつある。自動運転の技術も急速に進化し、遠くない将来、操作がほとんどいらないクルマが登場するかもしれない。自動車は暮らしを支え、その産業は日本経済の屋台骨だけに、社会に大きな変化が生じそうだ。企業など民間が競争を通じて創意工夫を重ね、行政はインフラやルールの整備で後押しするという基本を忘れずに、向き合っていきたい。

(社説)自動車の未来 試される変革への対応(朝日新聞デジタル)

 

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