【施策】日欧EPAが大枠合意、自動車の環境や安全規制 日欧 共通基準づくりへ

日本とEUは自動車の環境や安全規制について、共通の基準づくりに取り組むことで合意する。六日に発表されるEPAに盛り込まれる見通し。燃料電池車や電気自動車など、次世代型の環境対応車を巡る基準を見据えており、日本とEUで国際基準を先導する試みとなる。車の安全や環境性能の基準は日本、米国、EUで異なることが多い。日本とEUが足並みをそろえることで、米国勢に対し優位に立つ狙いがある。EU交渉筋によると、当面は衝突安全性や排ガス、燃費測定などの環境基準をできる限り共通化する。日欧の自動車メーカーは同じ基準でそれぞれの市場で販売できることになり、開発コストが下がる。さらに燃料電池車の水素タンクの安全基準など、次世代型の車には国際的な基準がない分野が多い。電気自動車の差し込みプラグの形状も日欧で異なっており、共通化の対象となりそう。

日欧EPAが大枠合意へ きょう首脳協議で最終確認(東京新聞)

 

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