【施策・海外】ドイツ、電気自動車への移行で大規模投資必要

ドイツのメルケル首相は22日、自動車大手ダイムラー(DAIGn.DE)子会社アキュモーティブのリチウムイオン電池工場の定礎式に出席し、電気自動車への移行で後れを取らないよう、大規模な投資が必要だとの認識を示した。同首相は「長期的な視野と、未来に投資する企業が必要」と発言。「できる限り早期に市場投入の準備を整えることが重要だ」と述べた。ドイツの自動車メーカーは、電気自動車の生産を拡大しているが、搭載するバッテリーはアジア製が中心。電気自動車の主力技術でドイツが主導権を失うのではないかとの懸念が出ている。ダイムラーは、この日定礎式を行ったリチウムイオン電池第2工場に約5億ユーロを投じる計画。2018年半ばでに操業を開始し、生産を4倍に拡大する予定だ。

ドイツ、電気自動車への移行で大規模投資必要=首相(ロイター)

ザクセン州で走り出した独電気自動車産業(日本経済新聞)

 

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