【電池】NiリッチでLIBは200Wh/kg以上へ

質量エネルギー密度を200~300Wh/kgに高めた第2世代の車載用リチウムイオン電池(LIB)。2017年以降、その搭載が本格化しそうだ。背景には、電気自動車(EV)の満充電1回当たりの航続距離や、プラグインハイブリッド車(PHEV)のEV走行距離(エンジンを回さずにモーターだけで走れる距離)を延ばしたいという完成車メーカーの意向がある。しかも、多くの完成車メーカーが目指すのは、500万円未満のより大衆的なクルマでそれを実現すること。電池を搭載するスペースも電池に掛けられる費用も高級車と比べて少ない大衆車では、エネルギー密度を高めた第2世代のLIBは重要な存在と言えそうだ。

NiリッチでLIBは200Wh/kg以上へ(日経テクノロジー)

 

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