【施策・海外】マレーシア自動車研究所、25年までにすべてエネ効率の高い車に

マレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高責任者は、2025年までにはマレーシアで売り出される自動車は全て、エネルギー効率の高い車両(EEV)にすると表明した。ニューモデル投入に占めるEEVの割合は昨年実績で42.8%。マダニ氏は「自動車メーカーは国家自動車政策(2014年)に沿ったニューモデルを投入している」と語った。今年は50%、20年は80%の割合を目指している。昨年時点でEEVに認定された車両は59モデル。国民車メーカーのプロドゥアとホンダのモデルが多い。政府はEEVに投資優遇措置を講じている。EEVの条件は、燃料効率が高く、二酸化炭素排出が少ないことで、ハイブリッド車、電気自動車や、天然ガス、バイオ燃料、水素など代替燃料使用車両が含まれる。電気自動車では、マレーシア・グリーン・テクノロジー公社がテスラ・モーター車両の無関税輸入を認められており、企業幹部や影響力のある人物に貸し出す。

25年までにすべてエネ効率の高い車に=自動車研究所(ASIA X)

 

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