【新技術】名大やトヨタなど、窒化ガリウム実用化へ行程表 25年にEV

名古屋大学やトヨタ自動車、住友電気工業など64の大学や企業などで構成するコンソーシアムは、次世代の半導体材料として注目される窒化ガリウムの実用化に向けた行程表(ロードマップ)をまとめた。2025年ころに電気自動車、30年前後に航空機の電子機器への応用を見込む。電力変換効率の高さから各分野で省エネ半導体の実用化が進むと、25年には日本の電力消費量を11年比で16%減らせるとみている。コンソーシアムはノーベル物理学賞を受賞した名大の天野浩教授が中心となり研究を進めている。窒化ガリウムの応用は、ノーベル賞の受賞対象となった発光ダイオード(LED)にとどまらず、電力変換に使われるインバーターなどへの応用が想定されている。

窒化ガリウム実用化へ行程表 名大・トヨタなど、25年にEV(日本経済新聞)

 

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