【市場】車載用Liイオン電池、年率40%前後の成長へ

車載用Li(リチウム)イオン電池の世界市場規模が、2016~2020年に年率40%前後で成長する。このような予測を調査会社の矢野経済研究所が発表した。予測は、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車に搭載される時点のLiイオン2次電池の容量ベースに基づく。電気自動車などが普及すると同研究所がみるのは、これらの車両ユーザーに対する各国・地域政府の優遇策があるためだ。特に中国政府が、2020年までに累計500万台を普及させる目標を掲げるなど、優遇策を推進している。この結果、中国市場では100k~300kWhのLiイオン電池パック搭載の電気バスなどの需要が拡大しているという。米国カリフォルニア州などでは、電気自動車などの販売比率を段階的に高めることを自動車メーカーに義務付けている。

車載用Liイオン電池、年率40%前後の成長へ(日経テクノロジー)

 

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