【話題】21世紀の「赤旗法」、電気自動車に適用される

英国ではかつて、自動車を走行させるときには赤い旗を振って歩行者に警告することを求める法律=「赤旗法」があった。米国ではいま、走行音の静かな電気自動車は低速で走るときに警告音を出さねばならない、という規則が発表された。自動車が誕生したばかりの19世紀、人々はこの新しい発明品に懐疑的だった。道路を歩く馬たちに慣れていたのだから当然だ。英国では1865年、自動車の前を人間が歩いて先導し、赤い旗かランタンを振って歩行者に警告しなければならないという法律(通称「赤旗法」)が生まれた(市街地での制限時速は時速3km。馬を驚かす煙や蒸気を車両が出すことを禁ずるなどの条項もあった。英国における自動車産業の発達を妨げたと批判され、1898年に廃止された)。

21世紀の「赤旗法」、電気自動車に適用される(WIRED)

 

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