【提言】公道が自動運転車だらけになる前に議論を始めるべき

ああ、人間とは何と勝手な生き物か。学術誌『Science』に掲載された学術調査によると、我々現代人は自動運転車の安全性について、矛盾した期待を抱いていることが明らかになった。具体的に言えば、我々の多くは自動運転車が事故を起こした際に、歩行者が無事であれば自動運転車に乗っている人間が負傷しても構わないと考えているそうだ。もちろん、これは自分がその自動運転車に乗っていないという前提での話である。そして、そのような「歩行者の安全優先型」の自動運転車を普及させるべきだと考えているが、自分でそういうクルマを買うつもりはないという。だからといって、自動運転車に歩行者の安全を優先させるような法律の制定には反対らしい。いや、実に筋が通った考え方だ。

究極の選択? 自動運転車は歩行者と車内の人間、どちらの安全を優先すべきか(auto blog)

 

 

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