【話題】2020年までの温室効果ガス削減目標、世界規模で電気自動車の大幅な販売拡大

今後、さらに厳しさが増す排出ガス規制の世界基準によって、多くの自動車メーカーは電気自動車(EV)の販売台数を増加させる必要に迫られるだろう。それは環境問題に対する意識の高いポートランド、ブルックリン、サンフランシスコなどに住む人々さえも青ざめるほど、高い基準が要求されることになりそうだ。新時代のエネルギーに関する情報を世界に提供する「ワールド・エネルギー・カウンシル(世界エネルギー会議)」が、そのパートナーでもある総合コンサルティング企業「アクセンチュア・ストラテジー」と協働で発表した報告書によると、EVの世界的な市場シェアは、2020年までに16%拡大される必要があるという。この報告書は6月30日に中国北京で開催されたG20エネルギー大臣会合で発表された。 同報告書によると、2020年までに、米国のEV年間販売台数は約90万台、欧州では140万台の増加が必要になる。そして中国に関しては、毎年530万台ものEVを消費者に購入してもらう必要があるという。

2020年までの温室効果ガス削減目標に向け、世界規模で電気自動車の大幅な販売拡大が必須(auto blog)

 

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