【話題】EVミニバン、福島県三島で過疎地域向け移動販売

中山間地域の過疎対策などに取り組む三島町のIORI倶楽部(佐久間源一郎理事長)と同町商工会は、高齢者ら交通弱者支援のため、新たに電気自動車を活用した移動食品販売を始める。冷凍庫などを搭載できることから品ぞろえが豊富で、燃費の良さによる販売エリアの拡大が利点だ。18日からサービスを開始、過疎地域の高齢者らをきめ細かく支援する。電気自動車はワゴンタイプで、事業に賛同する日産自動車がIORI倶楽部に3年間貸与する。同社によると、大型の電気自動車はまだ普及が進んでおらず、移動販売での利用は全国的にも珍しいという。移動販売は平日に行い、曜日ごとにルートを変えながら、町内7地区を巡回する。これまでガソリン車で移動販売を行ってきた町内の商店が、IORI倶楽部の一員として引き続き担当。ガソリン車では難しかった冷凍庫や温蔵庫を積めるため、冷凍食品や温かいおかずを販売できる。

「冷凍食品ありがたい」 三島で過疎地域向け移動販売(福島民友)

 

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