【話題】バッテリーを簡単に交換できるEVで地産ベンチャー

懐かしのオート三輪を思わせる外観に、最新技術を詰め込んだ電気自動車――。そんな地産の自動車「アクティブ」の展示ブースに大勢の見学者が集まった。松江市にある島根県最大規模の展示施設「くにびきメッセ」で昨年12月に開かれた産官学の大交流会。島根大が中心となって初めて開催し、県内の他大学や企業、NPOなど230団体が参加して、新たなビジネスの可能性を探った。電気自動車を出品したベンチャー企業「ナチュラニクス」もその一つ。開発に携わった島根大総合理工学研究科・博士後期課程の金澤康樹さん(26)が社長を務める大学発ベンチャーだ。電池を入れ替えるように、バッテリーを簡単に交換できるのが最大の特長だ。大学での研究を生かし、地元の自動車関連会社と開発した。小型のバッテリーをこまめに交換することで、従来の固定式より長時間走行できるという。

地方の未来をひらく(3):大学を活性化の拠点に(読売オンライン)

 

 

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