車の維持費が高騰しているため、車の利用を減らす人が多くなっていることが調査で判明した。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。価格比較サイト「moneysupermarket.com」が860人を対象に行った調査によると、車所有者のおよそ8%が出費のためにマイカーを手放し、57%は車を運転する時間を減らしたという。同サイトのスティーヴ・スウィーニーさんは「消費者はみな日常の出費を減らそうとしているが、車を運転することはかなりの財政支出になる。最近のガソリン代の高騰や自動車保険の値上がりなどで、ドライバーは、車の運転にかかる経費を減らすため、いつもの習慣を変えようとしている。車を手放すことは、究極の犠牲だ」とコメントしている。
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