【話題】安倍首相、COP21で革新技術開発で貢献 途上国支援表明

安倍晋三首相は30日午後(日本時間1日未明)、COP21の首脳会議で演説し、資金・技術両面での途上国への支援強化を打ち出した。「気候変動対策と経済成長を両立させる鍵は革新的技術の開発だ」として、燃やしても有害物質や二酸化炭素(CO2)を出さない水素の製造・貯蔵・輸送技術開発や、電気自動車の走行距離延長に取り組む方針も表明した。首相は途上国への温暖化対策の資金支援を2020年に現在の1.3倍に当たる年間1兆3000億円に増額する方針を示した。先進国は20年までに官民合わせて1000億ドルまで支援を増やすと公約しているが、14年時点では620億ドルにとどまっている。これを踏まえ、首相は日本の増額で「約束を達成する道筋がつく」とアピールした。太陽光や地熱などの発電技術をアフリカやアジアに積極的に提供することも強調した。

COP21:革新技術開発で貢献 首相、途上国支援表明(毎日新聞)

 

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