【新技術・電池】日産、EV用電池を20年に商品化-航続距離570Kmに

日産自動車は電気自動車向け(EV)のリチウムイオン電池について、エネルギー密度を従来比2・5倍とした電池を2020年にも商品化する。現行のEV「リーフ」で単純計算すると、電池のサイズがそのままで航続距離は228キロメートルから570キロメートルまで伸びることになる。主要構成部材の一つである正極をこれまでのマンガンとニッケルからなる材料から、マンガンとニッケルとコバルトからなる「3元系材料」に変えるなどして、現行リーフの電池パックとほぼ同じ大きさでありながらエネルギーを多く蓄えられるようにした。充電時間のスピードも1・4倍と早くなる。

日産、エネルギー密度2.5倍のEV用電池を20年に商品化-航続距離570Kmに(日刊工業新聞)

 

Tagged on: ,