【新技術】プジョー、エレクトリック アーバン クーペを出展

フランクフルトモーターショーにおいて、プジョーが発表するのが「フラクタル」。全長3.81×全幅1.77メートル、重量1,000kgちょうどのコンパクトなボディに、フロントとリア車軸上にそれぞれモーターを配した電気自動車のコンセプトモデルだ。低重心化と前後重量配分を考えてセンタートンネルに40kWhのリチウムイオン電池を格納しており、最長で450kmもの航続距離をもつ。プジョーではこのクルマを、過密する都市交通に適した“エレクトリック アーバン クーペ”と紹介する。モーターは前後ともに75kW(102ps)を発生し、合計で最高出力150kW(204ps)を発揮。前後モーターをそれぞれ別に回転させることができるので、たとえば全開加速時には後輪モーターのみを駆動し、100km/hを超えたあたりから徐々に前輪モーターを駆動させてゆくなど、前後の荷重配分からトラクションをつねに最適にたもち、車両の安定性と最良の電費を得ることができる。

音で伝える電動アーバン クーペ「フラクタル」(openers)

 

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