【スマートグリッド】再エネ100%の電動モビリティを実現

「福岡アイランドシティ」は、博多港の航路整備で生じる浚渫土などを活用して博多湾和白沖を埋め立てて建設した人工島。約400haの面積のうち、島内を横切る道路から東側約190haが住宅地や公園、西側約210haが港湾施設のエリアとなっている。東側の住宅地には、2015年4月現在、2038世帯、6293人が居住している。1994年に人工島の建設が始まった当初、鉄道や地下鉄が乗り入れる構想もあったが、いまだに実現していない。最寄りのJR千早駅までは数kmの道のりのため、いまでは、アイランドシティの住民にとって、路線バスと自家用車が、主要な交通手段となっている。

再エネ100%の電動モビリティを実現(新・公民連携最前線)