山間部でガソリンスタンドが減少する中、給油のために市街地まで車を走らせている農家の負担を解消できないか-。そんな狙いで豊田市の自動車設備製造会社「新明工業」が、農作業に欠かせない軽トラックを電気自動車(EV)に改造する試みを進めている。販売を目指し、今秋にも農家に試乗してもらいながらニーズを把握する調査に乗り出す。同社が車の整備を手掛けている同市前田町の工場。一角で社員十人のチームが一台の軽トラを改造している。市販の四輪駆動のガソリン車を使用し、エンジンをモーターに、燃料タンクを鉛蓄電池にそれぞれ積み替えた。EV改造では一般的な方法だ。
給油不要、EV軽トラ 農家向けに豊田の会社が改造(中日新聞)
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