【企業】シンフォニアテクノロジー、EV向けインホイールモーターで本格市場参入

シンフォニアテクノロジーは、小型EVや超小型モビリティ向けのインホイールモーターの市場に本格参入すると発表した。同社のインホイールモーターは、2014年2月に発表されたFOMM社の『FOMMコンセプトONE』に初採用されている。FOMMコンセプトONEに搭載されている同社製インホイールモーターは最高出力5KWで最大トルク280Nmの性能で、左右の前輪のホイール内部にそれぞれ内蔵されて直接前輪を駆動する。インホイールモーターとは、ホイールに内蔵した電気モーターの総称で、動力の伝達効率、応答性に優れている。モーターを4輪それぞれに装着すれば4輪すべてを独立制御でき、さらに、ギアや駆動軸などによる損失を無くせる。高効率で応答性の高い走りが可能で車体設計の自由度が向上するほか、コンパクトで室内空間を拡大できる利点もあり、電気自動車や燃料電池車の駆動モーターとして期待されている。
シンフォニアテクノロジー、EV向けインホイールモーターで本格市場参入…2017年度に20億円の売上を目指す(レスポンス自動車ニュース)

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