【話題】石川県内中小6社、超小型モビリティを独自開発

11月23日から都内で開かれる「東京モーターショー2013」に、石川県内を中心 とした中小企業6社が超小型電気自動車の試作車を出展する。「兼六1号」と名付けており、早ければ来夏にも発売する。軽自動車より小さい2人乗り程度の電気自動車は、国土交通省が普及を支援しており、北陸の新産業創出につながる可能性もある。超小型電気自動車を開発したのは、金沢パーソナルビークル研究会。自動車修理・販売のイノクチモータース(金沢市)、機械製造のキャダック(同)、システム開発のサカ・テクノサイエンス(同)、工業用化成品加工の北陸カラーフォーム(能美市)、モーター製造のTOP(越前市)、自動車販売の高山自動車(東京)で構成される。「兼六1号」は全長2・5メートル、幅1・3メートル、高さ1・7メートルの2人乗りピックアップトラックで、軽自動車より一回り小さい。家庭用コンセントで充電でき、6~8時間のフル充電状態で最長35キロを走行する。最高時速は80キロ。ナンバープレートを付けて公道を走行できるが、高速道路は走れない。同研究会は石川県情報システム工業会の支援で昨年から本格的な開発に着手。モーターやミッションなどの部品はすべて、構成企業が開発、製造した。

中小の技術で電気自動車 金沢PV研究会(北国新聞)

 

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