【新技術】NTN、EV航続距離向上させる駆動モジュールを開発

NTNは電気自動車(EV)の電費やハイブリッド車(HV)の燃費を数%以上改善できる協調回生ブレーキシステム向け「ボールねじ駆動モジュール」を開発、本格量産を始めた。自動車向けで培った高負荷容量のボールネジ、軸受、焼結部材などを組み合わせた。減速時のエネルギーを電力に変える回生効率を高めることで、航続距離が伸ばせる。一部メーカーで採用され、他社も興味を示しているという。2014年度に年約20億円の売り上げを見込む。協調回生ブレーキシステムはドライバーのブレーキペダル操作量や自動車の速度から必要な制動力を算出し、駆動モーターによる回生ブレーキ力と油圧ブレーキ力の配分を決める。

NTN、協調回生ブレーキ向けボールねじ駆動モジュール開発-EV航続距離向上(日刊工業新聞)

 

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