福岡市のシステム開発会社「リーボ」が、スマートフォンを使う超小型の電気自動車(EV)のカーシェアリングシステムを開発し、6日から同市早良区の百道浜地区で実証実験を始める。利用者はスマートフォンに専用アプリ(ソフト)をダウンロードすれば、会員登録から予約、車両電源のつけ消し、料金支払いまでを行うことができる。EVは1人乗りで、フル充電で約60キロを走行。最大3台を百道浜の福岡SRPセンタービル敷地内に配置し、来年3月末までの午前8時~午後7時に貸し出す。利用料は12月が無料、来年1月以降は10分100円。同月からは早良区西新地区の市営地下鉄西新駅前にも駐車スペースを設け、乗り捨てできるようにする。
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