マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、2016年まで電気自動車(EV)を毎年1車種ずつ投入する計画だ。既存車種のEV化も試験中で、モデルを一気に多様化する。ビジネス・スタンダード(電子版)が伝えた。M&M傘下のマヒンドラ・レバ・エレクトリック・ビークルズのチェタン・マイニ技術・戦略最高責任者は、秋のヒンズー教の祭事「ディワリ(灯明祭)」に向けてまず開発名「NXR]を投入すると説明。同車を含めて、レバ・ブランドで2車種、M&Mの既存車種のEVを3車種、2016年までに発売すると語っている。M&Mブランドでは、セダン「ベリト」、軽トラック「ジオ」、小型トラック「マクシモ」のEV車を試験走行中と説明した。NXRは、同車で初めてリチウムイオン電池を搭載し、レバの既存車種REVAiの価格を20%以上超えると明らかにしている。REVAiの販売価格は48万7,000ルピー(約69万円)。まずデリーと、EV工場のある南部カルナタカ州バンガロールで発売し、主要都市へと拡大する計画だ。先月開所した年産能力3万台の新工場は2週間程度でフル稼働に達する計画。
【話題・海外】印マヒンドラ、2016年までにEVを毎年1車種ずつ投入
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