富士経済は、今年2月から5月にかけて世界の低速電気自動車(LEV)と電動トラック・バスの現状を調査、その将来予測を発表した。LEVの世界市場は2011年が337億円。2020年には2.6倍の880億円となると予測している。中国では、山東省がLEVの普及モデル地域に指定されており、生産・販売ともに急成長が続いている。今後も中国を中心に市場は拡大すると見ている。電動トラック・バスの世界市場は2011年が451億円。現在は、HVトラック・バスが中心となっているが、2015年以降は、各社の開発の効果や充電インフラの普及により、EVやPHVのトラック・バスも本格的な普及期に入ると見ている。日欧米から新興国へと市場は拡大し、2020年には4.2倍の1900億円となると予測している。
【市場】富士経済、電動トラック/バスの世界市場、2020年には4.2倍
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