自動車市場では、地球規模の環境問題やエネルギー問題の解決手段として、電気自動車が開発され、実用化が進められている。安川電機は、マツダが開発、2012年10月から販売を開始するデミオEVの駆動システムに、同社のモータードライブシステムを供給しする。供給するモータードライブシステムは、独自の電子式巻線切替技術とモーター制御技術を電気自動車向けにマツダと共同開発したもので、低速領域で必要とされる高トルクモーターの特性と高速領域で必要とされる高回転モーターの特性をひとつのモーターに併せ持ったユニークなモータードライブシステム。また、広範囲な速度領域で高効率運転を実現するなど、デミオEVの力強く伸びやかな走行性能の実現に貢献している。
【企業】デミオEVに安川電機がモーターシステムを供給
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