【企業・新技術】トヨタとBMW、燃料電池と車両電動化で提携を拡大

トヨタ自動車は、ドイツBMWグループとの提携を拡大し、協力関係を強化することで合意した。燃料電池技術の開発、自動車の電動化、軽量化などのテーマで長期的な戦略関係の構築を目指す。両社は2011年12月に次世代リチウムイオンバッテリーの開発とトヨタへの低燃費ディーゼルエンジンの供給で合意しているが、領域をさらに広げ、競争力を高める。燃料電池は、水素と酸素の化学反応で電気を発生させる仕組みで、燃料電池車はその電気でモーターを回して走行。排出するのは水だけで究極の環境対応車とされる。トヨタは2015年に燃料電池車の販売を始める計画で、BMWに技術を供与するとともに両社で共同開発し、燃料電池車の最大の課題になっているコスト削減を図り、技術の普及を促進する。

トヨタ自動車、BMWグループとの提携拡大、燃料電池や電動化などで戦略関係を構築(ECO JAPAN)

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