NECとジーエス・ユアサ コーポレーションは6日、電気自動車(EV)などに使われるリチウムイオン電池の電極など主要部品の供給で基本合意したと発表した。NECがGSユアサの電極の生産を受託する予定で、10月末までに数量や価格、納入時期など具体的な条件を詰める。NECは電極の生産規模を拡大することでコスト削減を目指す。GSユアサは外部への生産委託により需要拡大に対応できる体制を確保するほか、設備投資コストを抑える狙い。NECの相模原事業場(神奈川県相模原市)でGSユアサ仕様の電極を生産し、GSユアサなどが出資するリチウムエナジー・ジャパンの栗東工場(滋賀県栗東市)へ出荷する。
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