EVは新しい商品なので、既存の枠組みにとらわれずに新たな試みを模索していくのが大事━━。協業の目的について、このような説明もあったが、三菱自動車の幹部によると、真の狙いは販売そのものではなく、ジャパネットの高田明社長のトークによって「商品の本当の良さを分かりやすく伝えてもらう」ということだった。テレビショッピングに登場する高田社長は、商品を購入することで生活がどのように変化し、便利になるかを語る。例えば、連写機能付きのデジタルカメラを紹介する場合。子どものふとした表情はかわいいけれど、その表情を見てからカメラを向けても、先ほど見せた表情はもうそこにはない。そこで役立つのがこの連写機能、好機を逃しませんよ、というわけだ。
【提言】EV普及には、生活がどのように変わるかのメッセージが重要
- 【企業・海外】LS産電、EVリレー専用工場完成で年産100万個の能力
- 【話題】三菱i-MiEV、デザインラッピング第3弾を実施