電気自動車(EV)の電力消費を抑えた運転技術を競う「京都EVエコドライブラリー」が18日、京都市内であった。出場者は「急発進しない」など配慮しながら運転し、環境への意識を高めた。EVの普及を目指して、京都府と京都市、大学研究者、自動車会社などでつくる実行委員会が初めて開いた。全国から計20チームが出場。2002、03年のパリ・ダカールラリーで総合優勝した増岡浩さん(52)もオープン参加した。出場者は午前9時半ごろ、太陽光発電で充電した車に3人一組で乗り込み、府庁(上京区)を出発。チェックポイントの大覚寺(右京区)や東寺(南区)のほか、市内の観光地をめぐり、約40キロを走り、午後3時すぎに市役所(中京区)にゴールした。
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