【新技術・電池】住友電工、Liイオン電池に替わる低コスト電池を開発

電線や自動車関連部品などを手掛ける住友電気工業は、開発したナトリウムイオンの新型蓄電池を電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの乗用車への搭載を目指す方針だ。自動車事業担当の西田光男専務が明らかにした。西田専務は9日に大阪市内の本社でのインタビューで、この新型蓄電池について、乗用車への搭載も「やりたいと思っている」と明かした上で、技術的にも「使えると思う」と話した。家庭用蓄電池やバスなど商用車への適用を想定してきたが、用途が乗用車に広がると「台数が稼げてボリュームが大きい」などのメリットがあると指摘した。住友電工は2013年度から5カ年の中期計画を策定中で、西田氏は数年後から納入を始め、計画が終わる17年度までに売り上げを計上できるようにしたいと期待を示した。

住友電:新型蓄電池をEVなど乗用車に-リチウムイオンより安価(ブルームバーグ)

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