ロシア自動車大手アフトバスはこのほど、モスクワで開かれた展示会で電気自動車の試作車「エラーダ」を発表した。これは同社の大衆車「ラーダ・カリーナ」をベースに開発されたもの。同社は今年の夏以降、エラーダの市場販売に先駆けて走行テストを実施している。車両重量は1200キロで、毎時ゼロから同100キロまで13秒で加速でき、最大速度は毎時140キロ。また、1回の充電(充電時間は8時間)による走行可能距離は140キロとなる。価格は外国の類似車と同等になるが、量産化が始まれば下げられるとしている。
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