トヨタ自動車は2012年に日本、米国、欧州で発売する小型車「iQ」ベースの電気自動車(EV)を、当初は年間600台限定のリース販売にする方針だ。プラグインハイブリッド車(PHV)と同様、リース販売で顧客の利用実態や声を吸い上げ、量産モデルに反映させる。2―3年リース販売した後に、市販する考えだ。トヨタはiQベースのEVの生産を、12年8月に高岡工場(愛知県豊田市)で始める予定。年間600台のうち日本に400台、北米、欧州に100台ずつ割り当てる。2年目以降の販売台数は受注状況によって増やす可能性がある。
【新製品】トヨタ、2012年にiQベースEVを年600台限定リース販売
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