【市場】EV生産コスト、2027年までにガソリン車下回る=ガートナー

調査会社ガートナーは7日、バッテリー式電気自動車(BEV)について、生産コストを下げる新たな製造手法により、2027年までに同等の内燃エンジン車と比べて平均して安く生産できるようになるとの見通しを示した。

ガートナーは、EVの部品のうち最も高価で車両価格の約40%を占める電池のコストよりも、生産コストの方がかなり早く下がると見込んでいる。

この分析は集中型の車両アーキテクチャや、製造コストと組み立て時間の削減につながる車体部品を鋳造設備で一体形成する「ギガキャスティング(ギガプレス)」技術の導入など、生産を簡素化する技術革新が根拠になっている。

ギガプレスはEV市場を主導する米テスラ(TSLA.O), opens new tabが最初に導入した巨大な鋳造機で、車両底部を大きな単一ピースで作り出し、生産を合理化し、ロボットの作業を軽減する。

EV生産コスト、2027年までにガソリン車下回る=ガートナー(ロイター)

 

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