トヨタ自動車グループで車載電池製造のプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)は、震災の影響で生産停止が続いていた宮城県大和町の宮城工場で6日から量産を再開する。7月中旬をめどにフル生産できる体制に戻す方針。EVエナジーの再開で、東北のトヨタグループの拠点全てが再稼働することになる。6日は3本ある生産ラインの1本を動かす。2週間後をめどに別の1本での製造も始め、稼働率を徐々に上げる。宮城工場はハイブリッド車用のニッケル水素電池を生産する。震災では空調設備が落下したり、生産設備がずれたりする被害が出た。
【震災復興・電池】プライムアースEVエナジー宮城工場、量産再開
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