ドイツのEV充電ベンチャーであるゾネンと電力会社のテネットが、電気自動車の大容量バッテリーを活用したVPPによる送電網への電力供給を開始したことを発表しました。アメリカのメディア『Clean Technica』から全文翻訳でお届けします。
ゾネン(Sonnnen)とテネット(TenneT)の両社は、EVを活用してドイツの送電網に電力供給を開始したと発表しました。テネットは、欧州大手の電力ネットワーク事業者で、ゾネンは定置型バッテリーの製造および運営をしています。テネットはこの提携を通じて、ゾネン・コミュニティ(sonnenCommunity)に参加しているEVのバッテリーを利用することができるようになります。つまり、送電網の電力供給が一時的に不安定になると、EVのバッテリーから送電することで、電力網を安定させるのです。
Sonnen と TenneT がEVを活用してドイツ送電網に電力供給を開始(EVsmartブログ)