【話題・施策】東京のスマートシティ、大都市で続くチャレンジ

日本の首都であり、全人口の1割以上になる約1400万人が暮らす東京都。日本を代表する都市として、多くの人が真っ先に名前を挙げることだろう。当然ながらデジタル分野においても、東京はこの国で進んだ都市のひとつと言える。多くの情報通信企業が本拠地を置き、住民のデジタルサービスへの理解度も高い。しかしスマートシティとなると、東京が圧倒的に他の都市を引き離しているというわけではないのも事実だ。

内閣府・総務省・経済産業省・国土交通省が連携した令和4年度スマートシティ関連事業によると、この連載でも紹介した福島県会津若松市や茨城県つくば市、群馬県前橋市などが名を連ねている51事業のうち、東京都の項目はわずか3事業だった。閣府と内閣官房が推進するデジタル田園都市国家構想では、令和5年度第一回採択結果で1377団体が採択されているうち、東京都は1団体にすぎない。

東京のスマートシティ、大都市で続くチャレンジ【MaaSがもたらす都市変革】(レスポンス)

 

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