【自動運転・スタディ】自動運転の「事故責任」は誰にある? 世界で多発する事故に見る安全性の行方とは

現在話題となっている「自動運転」。一見、ユーザーにとって便利で安全そうに見えるが、実際は多くの衝突事故が発生している。まずは世界で起こっている事故件数を見ていこう。

米国運輸省道路交通安全局は2022年6月15日、自動運転による衝突事故発生数を世界で初めて公表した。それによると、2021年6月29日から2022年5月15日までの間、事故は約500件以上に上った。

具体的にどのような課題があるのだろうか。

米国では2018年3月、ウーバーイーツの自動運転の配達実験を実施。その実験の最中に、自転車を押して道路横断中だった歩行者をはねて死亡させている。

事故原因はドライバーが動画を閲覧しながら運転しており、周囲の確認を怠ったことだった。また自動運転システムが通行人を認識できず、エラーを起こしていた。

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