日産自動車のカルロス・ゴーン社長は12日、2011年3月期連結決算の会見で、電力不足と電気自動車(EV)について「電力不足の時こそ、EVの重要性が増し、クローズアップされてくる」と述べた。というのは、EVの良さがいつでも充電でき、車に貯めた電力を家庭の電力に回すことができるからだ。つまり、一方通行の使い方ではなく、双方向の使い方ができるので、停電時の対応手段となるわけだ。
【提言】日産ゴーン社長、「電力不足の時こそ、EVの重要性が増す!」
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