【企業・次世代モビリティ】異業種連携で競争激化、自動車の自動運転をめぐる業界地図

世界的なインフレの波、円安の進行。エネルギー資源問題に、長引く感染症対応。こうした困難な課題に企業が直面する中で、2023年に飛躍が見込まれるのはどんな業界なのか。『日経業界地図 2023年版』から、要注目分野の「業界地図」を紹介する。今回は、自動車の自動運転をめぐる業界地図を見ていこう。

自動運転はこれまで人が行ってきた運転中の「認知」「判断」「操作」の3要素をシステムに任せる。センサー機能や情報処理など異なる機能が必要になり、新しい部品の需要が生まれる。

周囲の状況を把握するカメラやセンサー、交通状況をリアルタイムで映す3D地図、取り込んだデータを解析し、ハンドルやアクセル、ブレーキの最適な操作を導くCPU(中央演算処理装置)などの技術を競っている。

異業種連携で競争激化、自動車の自動運転をめぐる業界地図(日経クロステック)