【話題】電気自動車(EV)懐疑派が唱える三つの主張

電気自動車(EV)が環境保護に役立つというのは、リベラル派の夢物語だ──EVは言われるほど環境に優しくないとするEV懐疑論でよく聞かれる三つの主張をAFPが検証した。「石炭燃料を使って充電する電気自動車…架空の危機とその解決を装うためのリベラル派の道具」──フェイスブック(Facebook)で拡散された充電ステーションとEVの写真に添えられていた文句だ。この投稿が意味しているのは、EVが使用する電力は火力発電によって供給されているため、結局は温室効果ガス排出削減に役立たないのではないかという主張だ。ただ、米環境保護局(EPA)のサイトにある、ガソリン車とEVの排出量を地域ごとに計算して比較できるツールによると、発電で最も石炭に依存しているミズーリ州セントルイス(St Louis)で充電した場合でも、1マイル(約1.6キロ)当たりの二酸化炭素(CO2)排出量は、電気自動車で平均247グラム、ガソリン車で平均381グラムであることが分かる。

[検証]電気自動車(EV)懐疑派が唱える三つの主張(日経クロステック)

 

Tagged on: