【提言】「電力供給に不安があるのにEV化は大丈夫?」なんて声が出るのは政府のだらしなさ!

気候変動による気温上昇が注目される昨今だが、それでもここ最近は寒い日が続いている地域が大半であろう。降雪地域の積雪もハンパないものとなっており、「これで本当に地球の平均気温は上昇しているのか」とも思ってしまう。ただ、筆者の地元では、幼いころには農閑期になると、水の引いた農業用水に残った大きな水たまりに、立っていられるほど分厚い氷ができたものだが、いまは氷自体がほとんどできなくなったので、確かに温暖化は進んでいるのだなあとは感じている。電力会社の多くではウエブサイトに“でんき予報”というものを掲載している。その日の電力需給状況を知らせるもので、需要のピーク時と使用率のピーク時という形で掲載されている。年明け早々のある日、いくつかの電力会社のでんき予報を見たのだが、需要のピーク時、使用率のピーク時ともに、82%、88%、89%となっていた。これらの数値では安定的な需給状況とされており、93%を超えるとやや厳しい需給状況となる。しかし、ひとたび厳しい寒波が到来すれば、たちまち暖房利用などによる“電力供給のひっ迫”がメディアで報じられる。そして電力供給に余裕のある地域の電力会社から融通され、問題解決が図られている。

「電力供給に不安があるのにEV化は大丈夫?」なんて声が出るのは政府のだらしなさ!(WEB CARTOP)

 

Tagged on: