富士重工業は小型車「インプレッサ」をベースにした同社初のハイブリッド車(HV)を開発し、12年以降に国内外に投入する。トヨタ自動車から技術支援を受けてHVの開発を進めてきたが、具体的な車種については明らかにしていなかった。富士重は電気自動車(EV)の販売終了に伴い、3月末で「EV事業推進室」を廃止しており、今後はHVやプラグインハイブリッド車(PHV)を軸に電動車両の開発、普及を推進していく方針だ。インプレッサの10年(1―12月)の販売台数は約11万台。富士重の主力車種の一角で、世界販売の17%程度を占める。
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