【話題・自動運転】クルマの「安全運転支援」脳科学も生かす最前線

2021年の国内の交通事故による死者数は2636人と、前年よりも203人減少し、警察庁が統計を取り始めた1948年以降で最少を更新した。一方、交通事故死者に占める65歳以上の高齢者の割合は57.7%と過去最高を更新。高齢者が被害者になるケースもあれば、加害者になるケースもある。高齢ドライバーの事故では、2019年に東京・池袋で起きた暴走事故の記憶が新しい。裁判では当時87歳の男性ドライバーがアクセルをブレーキと間違えて踏み続けた操作ミスが原因とされた。交通事故を防止する取り組みには国や自動車業界も力を入れる。2021年11月には新型の国産車に衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の搭載が義務化された。駐車場などでの低速走行時にブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を抑制する装置も新車での標準装備化が進む。最近では人工知能(AI)や脳科学の知見を活用する動きも出てきた。

クルマの「安全運転支援」脳科学も生かす最前線(東洋経済オンライン)

 

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