多くの国/地域が競うように高い脱炭素目標を表明、達成に向けて自動車でも電気自動車(EV)などへのシフトが一段と加速し始めた。EVはコストの3~4割を占めるリチウムイオン電池の航続距離が短いなど課題も多く、ポスト・リチウムイオン電池として期待されるのが『全固体電池』だ。先行するトヨタ自動車に加えて、独フォルクスワーゲン(VW)が米新興企業と組み開発に乗り出すなど国内外で実用化競争が加速している。そこで今回は三井住友DSアセットマネジメントのマーケットレポート「EVシフトを受け『全固体電池』の実用化競争が加速」を紹介しよう。
ポストリチウムイオン電池として期待される「全固体電池」、国内外で企業が実用化を加速(@DIME)