三菱自動車は16日、東日本大地震の被災地に向け支援をおこなう事を発表した。深刻なガソリン不足が続く中、現地からは「電気自動車(EV)を貸して欲しい」という声が上がっているという。これを受け同社は、被災地に向け『i-MiEV』を提供する計画であることを明らかにした。被災地ではガソリンスタンドの倒壊や、交通網の遮断によりガソリンの供給が十分に行き届いていない。こうした中、ガソリンを必要とせず電力をエネルギーとするEVに一部で注目が集まっているという。三菱広報は、「電力供給も十分とはいえない状況ですが、ガソリンと比べると比較的手に入れやすいようで、現地からEVを貸して欲しいという声がいくつか届いています。三菱として、全力で復興支援をおこなっていくにあたり、EVの提供についても積極的に実施していきたいと考えています」と語る。
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