【提言】水素ステーションの数だけが問題じゃない! 燃料電池車の普及に立ちはだかるハードルとは

世界はクルマの電動化に向かっている。日本でも、実質的なCO2排出量をゼロにするカーボンニュートラルを2050年までに実現するという目標を政府として掲げている。非常に高い目標だが、世界的に見るとまだまだ甘いと感じるほど、ゼロエミッション化の勢いは止まらない状態だ。ゼロエミッション、すなわち排ガスを出さないクルマといえば電気自動車が中心となっているが、その運用においては充電に時間が掛かるというネガがある。実際に電気自動車オーナーとして数年を共にしてきた経験からすると、乗用ユースであれば充電の待ち時間というのはそれほど気にならない(通常は普通充電で利用して、月に2回くらいしか急速充電を使わないという使い方のため)のも事実だが、一方で毎日数100kmを走る商用ユースでは、現状のスペックの電気自動車では向いていないというのも理解できる。

水素ステーションの数だけが問題じゃない! 燃料電池車の普及に立ちはだかるハードルとは(WEB CARTOP)

 

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