【話題・自動運転】MITの自動運転ボート、人間の運搬に成功

米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年10月26日、人間の運搬もできる自動運転ボート「Roboat II」の開発に成功したと発表した。オランダの首都アムステルダムの運河で実際に人間を乗せて運行も行ったという。研究成果は、2020年10月25日からオンライン開催された国際会議「International Conference on Intelligent Robots and Systems(IROS)」で発表された。先行研究では、小さい荷物を運ぶことができる全長1mの自動運転ボートが開発されてきたが、人間を乗せるには小さすぎた。今回発表されたRoboat IIは重量50kg以上で全長2mだ。実証実験で、Roboat IIは運河を3時間にわたって自律的に航行。誤差わずか0.17m以下でスタート地点に戻ってきた。Roboat IIは2分の1スケールで製作されており、現在はフルモデルサイズで4~6人の人間を乗せることが可能な全長4mのボートをアムステルダムで製造中だという。

MITの自動運転ボート、人間の運搬に成功(fabcross)

 

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