【話題・自動運転】自動運転の車いす運行実験 姫路・大手前通りで23日まで

兵庫県姫路市は3日、自動運転機能を備えた電動車いすの運行実験をJR姫路駅-姫路城南側の家老屋敷跡公園(同市本町)間で始めた。西日本では初の取り組みで、最新式のロボットカーに試乗した参加者は、秋たけなわの城下町で散策を楽しんだ。観光ループバスやシェアサイクルに続いて同市が中心市街地で新たに試みる。長距離の歩行に不安のある高齢者や観光客を主な対象とし、ロボットベンチャー企業「ZMP」(東京都)の協力を得て実施する。この日は、1人乗りのロボカー「ラクロ」2台が、大手前通りの歩道を行き交った。平均時速4キロ(最速6キロ)と歩く程度の速さで、赤信号で停止するのはもちろん、障害物や自転車もセンサーで感知して巧みに避け、20~30分で駅から同公園に到着。歩行者と擦れ違う時にはロボカーが「コンニチハ」と元気にあいさつし、子どもたちから歓声が上がった。

自動運転の車いす運行実験 姫路・大手前通りで23日まで(神戸新聞)

 

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