【話題・自動運転】消費電力がネックの自律走行は、完全なEVでも成立する

控えめに言っても、これまでクルマは環境によくなかった。米国の温室効果ガス排出量の28パーセントは輸送部門が占めており、この半分以上は普通乗用車によるものだ。米国では近い将来に自律走行車の普及が期待されているが、これが排出量の削減にもつながれば素晴らしいことではないだろうか。一方で、環境への負荷が少ないとされる電気自動車(EV)で完全な自動運転を標準化することには、トレードオフが伴う。というのも、自動運転に必要なセンサーやコンピューターを動かすには大量の電力が必要になる。EVはバッテリー容量の都合で走行可能な距離に上限があることから、自動運転を採用したクルマは当初はタクシーなどの短距離の旅客輸送に使われる見通しだ。このため日々の走行距離の合計は、通常の自家用車と比べてはるかに長くなる。

消費電力がネックの自律走行は、完全なEVでも成立する:研究結果は実用化への追い風になるか(Yahoo!ニュース/WIRED)

 

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